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お客様がお客様を呼んでくれる。それが何より、うれしいんです。

ある朝、メールを開いて、思わず手が止まりました

「先日作っていただいた家系図、姉がとても気に入って。ぜひ姉のぶんも岡田先生にお願いしたいと言っているんですが」

そんなご連絡が届いていたんです。

最初にご依頼いただいたお客様が、ご家族にも伝えてくださっていた——それがどれほどありがたいことか、文章にするとうまく伝わらないんですよね。でも確かに、胸の奥がじんわりと温かくなるような感覚がありました。

ご紹介が増えてきた、ということの意味

おかげさまで最近は、お客様がお客様をご紹介してくださることが少しずつ増えてきました。

ご親族の方、ご友人の方、時には職場のご同僚という場合もあります。「あの人も家系図に興味があるみたい」と、わざわざお声がけしてくださるわけです。

正直、最初にこういうご連絡をいただいたとき、驚きました。「また頼みたい」ではなく、「誰かに伝えたい」という気持ちを持ってくださっているわけですから。

ご紹介というのは、広告や宣伝では絶対に生まれないものだと思っています。「この人なら大丈夫」という信頼がなければ、人に薦めることはできませんから。

家系図が「話題」になる、という不思議な現象

ご紹介のきっかけを伺うと、面白いことに気づきます。

「家族が集まったときに家系図を広げたら、みんなが夢中になってしまって」という話を、複数のお客様からうかがっています。先祖の話に花が咲き、「うちの家にもこういうものがあったら」と自然と話が広がっていくようなんです。

家系図は、飾られた瞬間からじわじわと働き始めるものなんだと思います。

単なる記録物ではなく、家族が集まる理由をつくり、先祖の話を引き出し、世代を超えた絆の結び目になる——そういう一品なんです。だから、それを目にした方が「うちにも欲しい」と感じてくださるのは、ある意味、自然なことなのかもしれません。

「ていねいに」というこだわりが、ご紹介につながるとは

私はこの仕事を、ずっと手作業で進めています。

戸籍を一枚一枚読み解き、古い変体仮名(江戸時代の崩し字)をひもとき、ご先祖の歩みをていねいにたどる。この過程を省略したり、効率よく処理したりしようとは、これまで一度も思いませんでした。

「この先祖がどういう方だったか」「この名前にはどんな想いが込められているか」——そういうことを感じながら作業するからこそ、できあがった家系図に何かが宿るんだと思っています。

それが伝わっているとしたら、本当にうれしいんです。

「斉家」という名前に込めた想いと、ご紹介のつながり

「修身斉家治国平天下」という中国古典の言葉があります。まず自分を修め、家を整える。そこからすべてが始まるという教えです。

斉家という屋号はここから名付けました。家族の歴史を形にすることは、単なる記録作業ではなく、家系の腰骨を立てることだと思っているからです。

ご紹介が生まれるというのは、お客様の家の腰骨が、少しずつ周りにも伝わっていっているような感覚があります。一燈がともり、また一燈がともる——「萬燈行(まんとうぎょう)」という言葉の意味を、最近しみじみと感じています。

ご紹介いただいたご縁を、大切に受け取りながら

ご紹介でご連絡をいただくたびに、改めて気が引き締まります。

「この人なら」と思ってくださったお客様の信頼を、裏切るようなことがあってはならない。お一人お一人の想いを受けとめながら、ていねいに、誠実に進めていく——その姿勢だけは、これからも変えずにいたいと思います。

ご先祖への想いを形にすることに少しでもご関心があれば、どうぞお気軽にご相談ください。ご紹介でのご連絡も、直接のお問い合わせも、同じ気持ちで丁寧にお答えしてまいります。

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